個人賠償責任保険に加入する前に確認すること
個人賠償責任保険は クレジットカード会員向けの専用保険 であれば、 ほぼ単体で加入することができます。
ただ、現在は自動車保険や火災保険、ペット保険、自転車保険など、 そのほかの保険の特約として契約することが増えています。
2つ以上の賠償責任保険に 重複して加入することもできますが、 保険料が割高になるなどのデメリットもあります。
また、一番大事なのが告知義務があるケースで、 契約書の確認事項欄などに加入済みの賠償責任保険を記入する場合があります。
告知義務を怠ると補償外になる場合もあり得るので、 どの保険に付帯しているのか調べてみました。
自動車保険のオプション特約
ネットで契約できる 自動車保険 に加えて、 代理店で契約するタイプでも賠償責任保険に加入することができます。
ネットで加入する場合はオプション選択しているので、 賠償責任保険に加入した記憶がまだ残っているかもしれません。
一方、代理店を経由して自動車保険に加入した場合は、 あらかじめセットになっていたり安いので付けたらどうかと勧められたり、 あまり意識しないで加入していることが多いです。
個人賠償責任保険は加入者本人に加えて、 配偶者が子ども、同居の親族なども対象になるので、 家族名義が加入している自動車保険もチェックが必要になります。
火災保険のオプション特約
マイホーム購入時に加入した火災保険にも特約として付帯していることがあります。
しかも、あらかじめ特約としてセットになっていることも多く、 あまり内容を気にせずに加入していることがあります。
10年といった長期の火災保険であればすっかり忘れているwので、 契約書を引っ張りだすなどして確認する必要がありそうです。
家財保険や借家人賠償責任保険
賃貸住宅の場合でも、火災に備えたり大家さんからの要望などで、 家財保険や借家人賠償責任保険に加入していることがあります。
この保険にも賠償責任特約がセットされていることが多いので要確認です。
自転車保険・ペット保険
自転車保険やペット保険は比較的新しい保険なので、 ネットに補償内容が掲載されていたり契約書類も残っていることが多いと思われます。
どちらの保険も賠償責任特約があらかじめセットされていることがほとんどなので、もし加入しているのであれば要チェックですね。
こども保険
小学校などから勧められる小学生子供保険をはじめ、 共済などのこども保険にも賠償責任特約がセットされています。
子どもがいて加入しているなら確認してみましょう。
傷害保険など
傷害による入院や通院などを補償する傷害保険でも特約加入することができます。
ただ、あらかじめセットになっているよりもオプション特約のことが多いです。
加入しているのであれば何らかの説明を受けているはずですが、 すっかり忘れていることもあるので念のためチェックしてみてください。
まとめ
生命保険やがん保険といった生命保険に、 傷害保険系の賠償責任特約がパッケージされることは少ないです。
といっても、オプションであれば加入できることもあるので、 こちらも念のためチェックしておいたほうが確実かもしれません。
こうやっていろいろな保険を見ていくと、 加入済みの保険すべてをチェックする必要がありそうです。
気をつけたいのは賠償責任保険は家族も補償対応になることです。
そのため、配偶者や子ども、同居の親族など家族名義で加入している保険についても確認が必要になります。
なお、個人賠償責任保険の名称も保険会社によって違っており、 JCBトッピング保険のように日常生活賠償特約と呼ぶところもあるので、 契約書などを確認するときに気を付けたいところです。
家族名義も含めてたくさんの契約書を調べるのはタイヘンですが、 この機会に保険内容を見直してみるのもいいですね。
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